平成21年大相撲九州場所 7日目

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平成21年11月21日(土)

7日目

十両

幕内

 十両の主な取組です。
 ○蒼国来(4勝0敗)(寄り切り)琴禮(3勝4敗)●
 蒼国来は勝ち越し、琴禮は黒星先行。
 ●臥牙丸(3勝4敗)(掬い投げ)星風(5勝2敗)○
 星風は5勝目、臥牙丸は4敗。
 ○土佐ノ海(6勝1敗)(浴びせ倒し)大翔湖(3勝4敗)●
 大翔湖は4敗。
 ○霧の若(2勝5敗)(つり出し)白乃浪(4勝3敗)●
 霧の若は2勝目。
 ●春日錦(4勝3敗)(押し出し)若荒雄(5勝2敗)○
 若荒雄は5勝目。
 ○若天狼(3勝4敗)(引き落とし)千代白鵬(4勝3敗)●
 若天狼は3勝目、千代白鵬は3敗。
 ●十文字(2勝5敗)(叩き込み)清瀬海(4勝3敗)○
 清瀬海は4勝目、十文字は5敗。
 ●旭南海(3勝4敗)(寄り切り)徳瀬川(4勝3敗)○
 徳瀬川は4勝目。
 ●光龍(5勝2敗)(突き落とし)境澤(3勝4敗)○
 光龍は2敗。
 ●隠岐の海 (2勝5敗)(とったり)磋牙司(5勝2敗)○
 磋牙司は5勝目、隠岐の海 は5敗。
 ●海鵬(1勝6敗)(引き落とし)琴春日(4勝3敗)○
 琴春日は4勝目。
 ●栃乃洋(3勝4敗)(突き落とし)豊桜(2勝5敗)○
 豊桜は2勝目。
 ○北太樹(4勝3敗)(寄り切り)白馬(3勝4敗)●
 白馬は3勝目。
 ●将司(2勝5敗)(上手投げ)安壮富士(4勝3敗)○
 安壮富士は4勝目、将司は5敗。

 中入り後の主な取組です
 ○土佐豊(5勝2敗)(掬い投げ)山本山(1勝6敗)● 
 山本山が前へ出て攻めるも土佐豊が土俵際粘って山本山が土佐豊を押す瞬間に山本山が先に手が着いて土佐豊が残る。
 ●玉飛鳥(3勝4敗)(突き落とし)豊響(4勝3敗)○
 豊響の押しに玉飛鳥は粘って巻き返すも最後は突き落として豊響に軍配
 ●木村山(3勝4敗)(押し出し)高見盛(5勝2敗)○
 互いの押しは互いに粘って最後は高見盛が巻き返して決める。
 ●玉鷲(4勝3敗)(叩き込み)霜鳳(3勝4敗)○
 玉鷲が右のど輪から前へ出るも最後は霜鳳の土俵際の叩きが決める。
 ●猛虎浪(5勝2敗)(押し出し)
雅山(5勝2敗)○
 雅山は前へ出て押して隙を許さず。
 ○嘉風(7勝0敗)(送り倒し)翔天狼(3勝4敗)●
 立ち合って翔天狼が前へ出て叩いて攻めるもその隙を嘉風は狙って後ろへ回り上手を取っての送り倒して7連勝。
 ●阿覧(2勝5敗)(寄り切り)朝赤龍(2勝5敗)○
 朝赤龍が先に回しを取り阿覧が回しを探って組むと最後は朝赤龍が前へ出ての攻めから阿覧の足が出て朝赤龍に軍配。
 ●豊真将(3勝4敗)(寄り切り)旭天鵬(3勝4敗)○
 互いに両上手を取ると最後は旭天鵬が巻き返して決める。
 ●若の里(3勝4敗)(引き落とし)栃ノ心(6勝1敗)○
 互いの張りは若の里が前へ出る隙を栃ノ心が叩いての引き落とし。
 ●北勝力(4勝3敗)(押し出し)垣添(4勝3敗)○
 垣添は低い当たりで前へ出ての押しが決める。
 ○豊ノ島(5勝2敗)(肩透かし)武州山(3勝4敗)●
 豊ノ島は低い当たりから中に入って前へ出て右肩透かして決める。
 ●時天空(1勝6敗)(突き落とし)安美錦(4勝3敗)○
 立ち合った瞬間に時天空が前へ出る瞬間を安美錦が叩き付けての突き落として決める。
 ○
琴欧洲(6勝1敗)(送り出し)豪栄道(2勝5敗)●
 琴欧洲が左を取って送り出して1敗を守る。
 ●
千代大海(2勝4敗)(押し出し)栃煌山(2勝4敗)○
 千代大海が突っ張って前へ出るところ栃煌山が巻き返して前へ出ると千代大海も土俵際突き落しかかるもその隙を栃煌山が巻き返しての押しで決めて千代大海は5敗と大関確保がますます厳しい状況に。
 ●琴奨菊(3勝4敗)(寄り切り)
魁皇(4勝3敗)○
 魁皇は左を取ると隙を見て右を取って寄り切って幕内802勝目。
 ●
日馬富士(3勝4敗)(引き落とし)豪風(3勝4敗)○
 日馬富士が前へ出て豪風を土俵際まで攻めるもそこから豪風が巻き返しての引き落として決める。
 ●稀勢の里(2勝5敗)(押し出し)
琴光喜(4勝3敗)○
 互いのおっつけは稀勢の里が右を差して攻めるも脇が甘く最後は琴光喜が前へ出ての押しが決める。
 ●把瑠都(4勝3敗)(内掛け)
白鵬(7勝0敗)○
 白鵬が把瑠都の右前褌を取って右からの内掛けで決めて7戦全勝。
 ○
朝青龍(7勝0敗)(上手投げ)鶴竜(2勝5敗)●
 鶴竜は右、朝青龍は両上手を取って互いに四つの攻めとなると最後は朝青龍の上手投げが決める。

 全体を振り返り、両横綱は安泰、そして平幕の全勝に嘉風、1敗に大関琴欧洲、栃ノ心である。
 大関魁皇は得意の右の攻めで決めて970勝目となり千代の富士(現九重親方)が持つ1045勝まではあと75勝へと迫った。右の怪力が衰えない限り1045勝打破も夢ではないが、千代大海はいい相撲を取りながら得意の突っ張りを見せるも今日も負けて5敗となり大関在位65場所目も確保が段々と危うくなり大関在位連続最多記録も65場所で途切れるのも考えられるのは現実に近い。その中で大関魁皇は大関在位56場所目と現状況も考えると千代大海の記録を追い抜くのも夢でないように思う。更には千代の富士が持つ1045勝も時間の問題と言える。
 稀勢の里は5敗と勝たなければならないというプレッシャーに負けてるような下位への取り零しは痛いところ。

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