平成21年大相撲秋場所 9日目

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平成21年9月21日(月)

9日目

十両

幕内

 十両の主な取組です。
 ○蒼国来(2勝3敗)(寄り切り)徳真鵬(3勝6敗)●
 蒼国来は2勝目、徳真鵬は6敗。
 ○海鵬(4勝5敗)(上手投げ)豊桜(7勝2敗)●
 豊桜は2敗に後退。 
 ●星風(3勝6敗)(寄り切り)双大竜(4勝5敗)○
 双大竜は4勝目、星風は6敗。
 ●土佐ノ海(5勝4敗)(叩き込み)境澤(6勝3敗)○
 境澤は6勝目。
 ○清瀬海(5勝4敗)(上手出し投げ)若天狼(4勝5敗)●
 清瀬海は5勝目、若天狼は5敗。
 ○安壮富士(5勝4敗)(押し出し)大翔湖(5勝4敗)●
 安壮富士は5勝目、大翔湖は4敗。
 ○隠岐の海(7勝2敗)(押し出し)光龍(4勝5敗)●
 隠岐の海 は7勝目、光龍は5敗と黒星先行。
 ○白馬(5勝4敗)(上手投げ)磋牙司(4勝5敗)●
 白馬は5勝目、磋牙司は5敗。
 ○旭南海(3勝4敗2休)(寄り切り)霧の若(3勝6敗)●
 霧の若は6敗。
 ●白乃浪(5勝4敗)(寄り切り)琴春日(5勝4敗)○
 琴春日は5勝目。
 ●千代白鵬(3勝6敗)(引き落とし)若荒雄(3勝6敗)○
 若荒雄は3勝目、千代白鵬は6敗。
 ●北太樹(5勝4敗)(極め出し)山本山(6勝3敗)○
 山本山は6勝目。
 ●木村山(5勝4敗)(寄り切り)十文字(4勝5敗)○
 十文字は4勝目、木村山は4敗。
 ○玉鷲(7勝2敗)(巻き落とし)徳瀬川(3勝6敗)●
 玉鷲は7勝目、徳瀬川は6敗。

 中入り後の主な取組です
 ●普天王(3勝6敗)(押し出し)北勝力(7勝2敗)○
 攻める北勝力を普天王が体を入れ替えて前へ出ると北勝力がいなして前へ出ての押しが決める。
 ●将司(6勝3敗)(寄り切り)若の里(5勝3敗)○
 若の里が立ち合った瞬間に張って右を差して前へ出て決める。
 ○栃煌山(6勝3敗)(突き落とし)黒海(4勝5敗)●
 前へ出る黒海を栃煌山が土俵際で突き落として決める。
 ○垣添(6勝3敗)(押し出し)玉飛鳥(2勝7敗)●
 垣添が前へ出ての押しが決める。
 ●栃乃洋(3勝7敗)(上手出し投げ)武州山(5勝4敗)○
 互いに上手を取ると最後は武州山の投げが決める。
 ○嘉風(6勝3敗)(寄り切り)豊響(4勝5敗)●
 嘉風が中に入って左を取って前へ出て決める。
 ●阿覧(4勝5敗)(反則)高見盛(5勝4敗)○
 互いの突っ張りを最後は阿覧が高見盛を土俵際行司だまりへと攻めると互いに土俵外へ倒れて阿覧に軍配が上がるが物言いとなり協議の結果阿覧が高見盛の髷をつかんだため高見盛の勝ちとなる。
 ○土佐豊(4勝5敗)(引き落とし)豊真将(5勝4敗)●
 互いのおっつけは土佐豊の引き落としが決める。
 ○豪栄道(4勝5敗)(寄り切り)朝赤龍(2勝7敗)●
 四つに組むと豪栄道が前へ出ての寄りが決める。
 ○猛虎浪(4勝5敗)(寄り切り)時天空(4勝5敗)●
 互いに回しを取っての攻めは2分を超える相撲となり猛虎浪が低く頭をつけて前褌を取って右を取っての寄りが決める。
 ○豊ノ島(4勝5敗)(寄り切り)岩木山(2勝7敗)●
 豊ノ島が前へ出て中へ入っての寄りが決める。
 ○把瑠都(7勝2敗)(寄り切り)翔天狼(1勝8敗)●
 把瑠都が右を取って左四つに組んで決める、翔天狼は負け越し。
 ●栃ノ心(2勝7敗)(寄り切り)琴奨菊(5勝4敗)○
 琴奨菊ががぶって中へ入って前へ出て決める。
 ○
日馬富士(6勝3敗)(押し出し)旭天鵬(2勝7敗)●
 日馬富士は前へ出ての押しが決める。
 ●鶴竜(7勝2敗)(押し倒し)
琴光喜(8勝1敗)○
 互いの思い切ったぶつかりは互いに押しとなって琴光喜が鶴竜を押し倒して決めて1敗を守り勝ち越し、鶴竜は2敗に後退。
 ○
琴欧洲(8勝1敗)(送り出し)安美錦(2勝7敗)●
 互いの攻めは四つに掛かり安美錦が低い形で攻めるところ土俵際の隙に琴欧洲が体を入れ替えての送り出して決めて1敗を守る。
 ●
雅山(2勝7敗)(突き落とし)魁皇(6勝3敗)○
 互いののど輪の攻めはおっつけの押しとなり1度雅山が魁皇を土俵際へ攻める所を逆転しての突き落としで魁皇は通算964勝達成。
 ●
千代大海(2勝7敗)(寄り切り)朝青龍(9勝0敗)○
 互いの攻めは朝青龍が右を取って決めて全勝を守る、千代大海は7敗と後がなく。
 ○
白鵬(8勝1敗)(掬い投げ)稀勢の里(5勝4敗)●
 互いの思い切ったぶつかりは稀勢の里が前へ出る隙に白鵬が土俵際体を入れ替えて白鵬が掬い投げて決める、稀勢の里は負けはしたもののいい相撲であったと言える。

 全体を振り返り、結びの相撲の白鵬ー稀勢の里は稀勢の里が前へ出るところを隙を見ての投げで白鵬が1敗を守り、稀勢の里は5敗となったが稀勢の里にとって負けはしたものの立ち合いから攻めを見るといい相撲であったように思える。その結論から明日の横綱朝青龍戦にも大きな期待が掛かるところ。
 その朝青龍は大関千代大海を制して全勝を守り千代大海は後がなくなった。まさに千代大海は力士生命を危ぶむ土俵に思うばかり。
 大関魁皇は雅山を突き落として通算勝ち星964勝をついに達成した。しかも2位タイである大潮(現式秀親方)が勝負審判の時計係というその本人の前で達成した。
 琴光喜は同じ1敗の鶴竜を倒し、琴欧洲は苦手の安美錦を倒して星の潰し合いは共に1敗を守った。

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