平成19年大相撲夏場所
前半初日〜6日目
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平成19年5月18日(金) 6日目
  十両の主な取組です。
 ●千代白鵬(2勝4敗)(送り出し)北太樹(3勝2敗)○
 千代白鵬は4敗。
 ●白乃波(3勝3敗)(上手投げ)光法(3勝3敗)○
 白乃波は負けて五分の星。
 ●若ノ鵬(3勝3敗)(寄り切り)把瑠都(6勝0敗)○
 把瑠都は6連勝、若ノ鵬は3敗と五分に後退。
 ●武州山(0勝6敗)(叩き込み)光龍(4勝2敗)○
 光龍は4勝目、武州山は依然白星が見えず6連敗。
 ●豊桜(3勝3敗)(押し出し)大真鶴(4勝2敗)○
 豊桜は五分へ後退。
 ○十文字(3勝3敗)(送り出し)隆乃若(0勝6敗)●
 十文字は五分へ戻す。
 ●白馬(2勝4敗)(寄り切り)豊響(4勝2敗)○
 豊響は4勝目、白馬は4敗。
 ○海鵬(4勝2敗)(足取り)片山(1勝5敗)●
 片山は白星が伸びず5敗。
 ●豪栄道(1勝5敗)(叩き込み)将司(4勝2敗)○
 将司は4勝目、豪栄道は幕への壁も厚く5敗。
 ●北桜(3勝3敗)(寄り切り)駿傑(5勝1敗)○
 北桜は3敗に後退。
 ●嘉風(4勝2敗)(寄り倒し)琉鵬(4勝2敗)○
 琉鵬は4勝目、嘉風は2敗。

 中入後の主な取組です。
 ○龍皇(5勝1敗)(突き落とし)寶智山(3勝3敗)●
 龍皇は1敗を守り5勝目、寶智山は3敗と五分の星。
 ○普天王(6勝0敗)(寄り切り)栃乃花(1勝5敗)●
 普天王は6連勝。
 ●里山(1勝5敗)(押し出し)栃乃洋(4勝2敗)○
 里山は連敗から脱出できずに5敗。
 ○高見盛(4勝2敗)(引き落とし)皇司(0勝6敗)●
 皇司は依然勝てず6連敗。
 ○出島(6勝0敗)(突き落とし)若の里(2勝4敗)●
 若の里は白星が伸びずに4敗。
 ●時津海(0勝6敗)(突き落とし)雅山(3勝3敗)○
 雅山は勝ってようやく五分の星。
 ○朝赤龍(6勝0敗)(寄り切り)鶴竜(2勝4敗)●
 鶴竜は負けが伸びて4敗と上位の壁。
 ●豪風(2勝4敗)(叩き込み)稀勢の里(4勝2敗)○
 稀勢の里は4勝目。
 ●栃煌山(2勝4敗)(肩透かし)時天空(3勝3敗)○
 栃煌山は負けが込み4敗。
 ●豊ノ島(0勝6敗)(寄り切り)琴奨菊(3勝3敗)○
 琴奨菊は3連勝とようやく五分の星、豊ノ島は怪我がわざわってか6連敗と出口が見つからず。
 ○琴光喜(5勝1敗)(肩透かし)豊真将(1勝5敗)●
 琴光喜は勢い良く1敗を守る、豊真将は5敗と上位の壁。
 ○白鵬(6勝0敗)(押し出し)安馬(3勝3敗)●
 綱取り白鵬は危なげなく6連勝と全勝を守る。
 ●安美錦(4勝2敗)(引き落とし)千代大海(6勝0敗)○
 安美錦が一瞬千代大海の前褌を取るも千代大海の勢いのいい突っ張りが効いて6連勝と角番脱出へ後2勝。
 ○魁皇(6勝0敗)(小手投げ)玉乃島(1勝4敗)●
 魁皇は得意の右で一瞬の投げで全勝を守る。
 ●黒海(0勝6敗)(寄り倒し)琴欧洲(5勝1敗)○
 琴欧洲は長身を生かした攻めで1敗を守る。
 ○朝青龍(6勝0敗)(叩き込み)垣添(0勝6敗)●
 朝青龍は屈辱を払う叩きで意地の全勝を守る、垣添は依然白星が見えず。 

 全体を振り返り、今日も大関・横綱安泰。大関魁皇は今日の白星で861勝と寺尾(現錣山親方)の860勝を追い抜き単独5位となりました。このまま終盤まで大関陣が安泰で走ってもらいたいところです。

平成19年5月17日(木) 5日目
  十両の主な取組です。
 ●若ノ鵬(3勝2敗)(踏み出し)若麒麟(3勝0敗)○
 若ノ鵬は2敗。
 ○旭南海(3勝2敗)(押し出し)武州山(0勝5敗)●
 武州山は5連敗。
 ○白乃波(3勝2敗)(押し出し)千代白鵬(2勝3敗)●
 白乃波は3勝目と白星先行、千代白鵬は3敗。
 ○把瑠都(5勝0敗)(寄り切り)安壮富士(3勝2敗)●
 把瑠都は5連勝。
 ○白馬(2勝3敗)(寄り切り)光法(2勝3敗)●
 白馬はようやく2勝目。
 ○玉力道(2勝3敗)(掬い投げ)片山(1勝4敗)●
 片山は白星が伸びず4敗。
 ○豊桜(3勝2敗)(突き出し)隆乃若(0勝5敗)●
 豊桜は3勝目とようやく白星先行。
 ●光龍(3勝2敗)(突き落とし)駿傑(4勝1敗)○
 光龍は2敗。
 ○海鵬(3勝2敗)(渡し込み)十文字(2勝3敗)●
 十文字は3敗。
 ○豊響(3勝2敗)(上手出し投げ)白露山(2勝3敗)●
 豊響は3勝目。
 ○北桜(3勝2敗)(突き出し)琉鵬(3勝2敗)●
 北桜は3勝目、琉鵬は2敗。
 ●将司(3勝2敗)(寄り切り)土佐ノ海(2勝3敗)○
 将司は2敗。
 ○嘉風(4勝1敗)(押し出し)栃栄(0勝5敗)●
 嘉風は1敗を守り4勝目。

 中入後の主な取組です。
 ●豪栄道(1勝4敗)(叩き込み)春日錦(2勝3敗)○
 豪栄道は初めての中入後の土俵は1度豪栄道に軍配が上がるも物言いが付き同体と見て取り直しとなり最後は豪栄道がいい攻めを見せるも土俵際で突き落とされ黒星と元気なく4敗。
 ●北勝力(4勝1敗)(送り出し)寶智山(3勝2敗)○
 寶智山は3勝目。
 ○普天王(5勝0敗)(寄り切り)岩木山(1勝4敗)●
 普天王は5連勝と全勝を守る。
 ●玉春日(1勝4敗)(押し出し)龍皇(4勝1敗)○
 龍皇は1敗を守り4勝目。
 ○出島(5勝0敗)(押し倒し)里山(1勝4敗)●
 里山は白星伸びず一瞬に砕け落ちて4敗目。
 ●皇司(0勝5敗)(寄り切り)雅山(2勝3敗)○
 雅山はようやく2勝目、皇司は5連敗と白星に結びつかず。
 ○若の里(2勝3敗)(突き落とし)春日王(2勝3敗)●
 若の里はようやく2勝目。
 ○露鵬(3勝2敗)(押し出し)鶴竜(2勝3敗)●
 鶴竜は立ち合いが悪く3敗目。
 ○安美錦(4勝1敗)(寄り切り)栃煌山(2勝3敗)●
 栃煌山は攻めはよかったものの逆転され上位の壁が厚く3敗目と黒星先行。
 ●時津海(0勝5敗)(寄り切り)稀勢の里(3勝2敗)○
 稀勢の里は下からの攻めで3勝目。
 ○琴奨菊(2勝3敗)(寄り切り)安馬(3勝2敗)●
 琴奨菊は得意のガブリが効いて2連勝と波に乗る。
 ●琴光喜(4勝1敗)(叩き込み)時天空(2勝3敗)○
 琴光喜は時天空からの叩きでバッタリと土。
 ●玉乃島(1勝3敗)(叩き込み)千代大海(5勝0敗)○
 千代大海は得意の突っ張りで5連勝と角番脱出へ更なる前進。
 ○魁皇(5勝0敗)(寄り切り)豊ノ島(0勝5敗)●
 魁皇は得意の右が効いて5連勝、豊ノ島は依然白星をつかめず5連敗。
 ●垣添(0勝5敗)(寄り切り)琴欧洲(4勝1敗)○
 琴欧洲は長身を生かして苦手の垣添を倒し1敗を守る、垣添は5連敗。
 ○白鵬(5勝0敗)(寄り切り)豊真将(1勝4敗)●
 綱取りの白鵬は豊真将の攻めも相手にせず5連勝、豊真将は右が効かずに白星が伸びず4敗。
 ○朝青龍(5勝0敗)(寄り切り)黒海(0勝5敗)● 
 横綱朝青龍は一方的な攻めで5連勝と賜杯奪還への意地。

 全体を振り返り、大関・横綱ともに安泰。大関魁皇が通算勝ち星860勝に到達し元関脇寺尾(現錣山親方)と並び6位タイとなりました。6日目以降の勝ち星で単独6位となります。大鵬が持つ872勝まで後12勝、北の湖(現理事長)の951勝まであと91勝、大潮(現式秀親方)が持つ964勝まであと114勝となります。
 また、今日は横綱審議委員の観戦という日でもあり、綱取りの大関白鵬にとっては取りこぼしは許せない日でもありまして今日は大関らしい相撲であったように思います。琴光喜は序盤の黒星となり、琴欧洲、琴奨菊ともに白星を飾っているところにあります。

平成19年5月16日(水) 4日目
  十両の主な取組です。
 ○若ノ鵬(3勝1敗)(送り倒し)千代白鵬(2勝2敗)●
 1敗同士は若ノ鵬が1敗を守る、千代白鵬は2敗の五分の星。
 ○市原(2勝1敗)(突き落とし)武州山(0勝4敗)●
 武州山は白星ならず4連敗。
 ●白乃波(2勝2敗)(上手出し投げ)旭南海(2勝2敗)○
 白乃波は負けて五分の星。
 ○把瑠都(4勝0敗)(寄り切り)大真鶴(3勝1敗)●
 把瑠都は4連勝と全勝を守る。
 ●白馬(1勝3敗)(上手出し投げ)安壮富士(3勝1敗)○
 白馬は星が伸びず3敗。
 ○豊桜(2勝2敗)(押し出し)片山(1勝3敗)●
 豊桜はようやく五分の星、片山は星が伸びず3敗。
 ●十文字(2勝2敗)(押し出し)光龍(3勝1敗)○
 光龍は1敗を守り3勝目、十文字は負けて五分の星。
 ●海鵬(2勝2敗)(押し倒し)豊響(2勝2敗)○
 豊響は勝って五分の星。
 ○将司(3勝1敗)(寄り切り)琉鵬(3勝1敗)●
 将司は1敗を守り3勝目、琉鵬は初黒星。
 ●豪栄道(1勝3敗)(送り出し)駿傑(3勝1敗)○
 豪栄道は星が伸びず3敗目と幕内への壁の厚さを感じさせるところ。
 ○北桜(2勝2敗)(押し出し)栃栄(0勝4敗)●
 北桜は勝って五分へ戻す。
 ○嘉風(3勝1敗)(寄り切り)土佐ノ海(1勝3敗)●
 嘉風は1敗を守って3勝目。

 中入後の主な取組です。
 ●龍皇(3勝1敗)(突き落とし)北勝力(4勝0敗)○
 龍皇は幕内初黒星。
 ○普天王(4勝0敗)(寄り切り)春日錦(1勝3敗)●
 普天王は4連勝。
 ●寶智山(2勝2敗)(突き落とし)栃乃洋(3勝1敗)○
 寶智山は2敗目。
 ○露鵬(2勝2敗)(叩き込み)里山(1勝3敗)●
 里山は1勝から白星が伸びず3敗目。
 ●皇司(0勝4敗)(寄り切り)朝赤龍(4勝0敗)○
 皇司は4連敗。
 ○高見盛(3勝1敗)(寄り切り)雅山(1勝3敗)●
 雅山は3敗目。
 ○豪風(1勝3敗)(押し倒し)若の里(1勝3敗)●
 若の里は星が伸びず3敗目。
 ●時津海(0勝4敗)(寄り倒し)栃煌山(2勝2敗)○
 栃煌山は一方的な攻めで2勝目。
 ●鶴竜(2勝2敗)(寄り切り)稀勢の里(2勝2敗)○
 稀勢の里は意地を見せて五分へ戻す、鶴竜は2敗目。
 ●豊真将(1勝3敗)(寄り切り)琴奨菊(1勝3敗)○
 琴奨菊はようやくガブリが生きて初白星、豊真将は星が伸びず3敗目。
 ○琴光喜(4勝0敗)(送り出し)豊ノ島(0勝4敗)●
 琴光喜は攻めが効いて4連勝と絶好調、豊ノ島は怪我がわざわって4連敗と白星ならず。
 ○魁皇(4勝0敗)(送り出し)黒海(0勝4敗)●
 魁皇は右が効いて4連勝。
 ○玉乃島(1勝3敗)(突き落とし)琴欧洲(3勝1敗)●
 琴欧洲は序盤の取りこぼしで初黒星。
 ○白鵬(4勝0敗)(押し出し)垣添(0勝4敗)●
 綱取り白鵬は全勝を守り4連勝、垣添は白星ならず4連敗。
 ●安馬(3勝1敗)(突き出し)千代大海(4勝0敗)○
 千代大海は得意の突っ張りで4連勝と角番脱出へ更なる前進。
 ○朝青龍(4勝0敗)(上手出し投げ)時天空(1勝3敗)●
 互いにいい攻めで長い相撲でありながら朝青龍は横綱の意地で4戦全勝。

 全体を振り返り、今日は大関琴欧洲が玉乃島に負けてまた序盤にて大関が崩れる。他の大関・横綱は安泰で序盤黒星だった琴奨菊がようやく4日目にして初白星である。このままガブリ寄りを武器に白星街道を期待したいところ、しかし琴欧洲は序盤の黒星は不甲斐ないところであるがこの先である。

平成19年5月15日(火) 3日目
  十両の主な取組です。
 ○高見藤(2勝0敗)(引き落とし)猛虎浪(2勝1敗)●
 幕下の高見藤は2勝目。
 ○千代白鵬(2勝1敗)(引き落とし)武州山(0勝3敗)●
 千代白鵬は2勝目、武州山は3連敗。
 ○白乃波(2勝1敗)(うっちゃり)若ノ鵬(2勝1敗)●
 白乃波は2勝目、若ノ鵬は初黒星。
 ●隆乃若(0勝3敗)(寄り切り)把瑠都(3勝0敗)○
 把瑠都は3連勝。
 ○大真鶴(3勝0敗)(上手投げ)片山(1勝2敗)●
 片山は2敗。
 ●光龍(2勝1敗)(押し倒し)豊響(1勝2敗)○
 豊響は初白星、光龍は初黒星。
 ●白馬(1勝2敗)(押し出し)駿傑(2勝1敗)○
 白馬は初白星と幕内への期待を高めたいところ。
 ○海鵬(2勝1敗)(押し出し)豊桜(1勝2敗)●
 豊桜は2敗と白星への期待。
 ○十文字(2勝1敗)(押し出し)栃栄(0勝3敗)●
 十文字は調子を取り戻し2連勝。
 ●豪栄道(1勝2敗)(送り倒し)琉鵬(3勝0敗)○
 琉鵬は3連勝と幕内への前進、豪栄道は白星が伸びず2敗。
 ●嘉風(2勝1敗)(押し出し)将司(2勝1敗)○
 将司は2勝目、嘉風は1敗。

 中入後の主な取組です。
 ●北桜(1勝2敗)(寄り切り)岩木山(1勝2敗)○
 北桜は2敗。
 ●春日錦(1勝2敗)(押し出し)寶智山(2勝1敗)○
 返り入幕寶智山は2勝目。
 ○普天王(3勝0敗)(突き落とし)潮丸(0勝3敗)●
 普天王は3連勝。
 ○龍皇(3勝0敗)(押し倒し)里山(1勝2敗)●
 新入幕同士の対戦は全勝街道龍皇に軍配、里山は2敗。
 ●皇司(0勝3敗)(寄り切り)栃乃洋(2勝1敗)○
 返り入幕皇司は3連敗。
 ●雅山(1勝2敗)(突き落とし)春日王(2勝1敗)○
 雅山は2敗。
 ●若の里(1勝2敗)(上手投げ)鶴竜(2勝1敗)○
 鶴竜は2勝目、若の里は2敗。
 ○豊真将(1勝2敗)(押し出し)黒海(0勝3敗)●
 豊真将は勢いのいい相撲で初白星。
 ●豊ノ島(0勝3敗)(寄り切り)安馬(3勝0敗)○
 新三役豊ノ島は3連敗。
 ○琴光喜(3勝0敗)(腰砕け)安美錦(2勝1敗)●
 琴光喜は一気の攻めの瞬間に安美錦が腰砕けとなり3連勝と絶好調。
 ●栃煌山(1勝2敗)(寄り切り)琴欧洲(3勝0敗)○
 琴欧洲は大関の意地を見せて3連勝、栃煌山は大関初挑戦黒星。
 ○白鵬(3勝0敗)(小手投げ)玉乃島(0勝3敗)●
 綱取り白鵬は3連勝。
 ●琴奨菊(0勝3敗)(突き出し)千代大海(3勝0敗)○
 千代大海は得意の突っ張りで3連勝、琴奨菊は大関戦の壁が厚く3れ3連敗。
 ○魁皇(3勝0敗)(寄り切り)垣添(0勝3敗)●
 魁皇は3連勝、垣添は3連敗。
 ○朝青龍(3勝0敗)(押し出し)稀勢の里(1勝2敗)●
 互いにいい立ち合いで稀勢の里もいい攻めを見せながらやはり朝青龍が横綱の意地を見せて3連勝と稀勢の里にとっては屈辱の一戦。

 全体を振り返り、今日も大関・横綱安泰である。大関取りとなる琴光喜は序盤から3連勝と優勝争いへ縺れ込んでもらいたい所。琴奨菊は大関戦が続く中で序盤からの連敗が続くところである。

平成19年5月14日(月) 2日目
 十両の主な取組です。
 ○千代白鵬(1勝1敗)(叩き込み)保志光(0勝2敗)●
 九重部屋vs八角部屋の兄弟部屋対決は九重部屋返り十両千代白鵬に軍配で返り入幕初白星。
 ○若ノ鵬(2勝0敗)(引き落とし)旭南海(1勝1敗)●
 若ノ鵬は2連勝。
 ○白乃波(1勝1敗)(腕捻り)武州山(0勝2敗)●
 白乃波は初白星、武州山は2連敗。
 ●玉力道(0勝2敗)(寄り切り)把瑠都(2勝0敗)○
 把瑠都は2連勝。
 ●白馬(1勝1敗)(押し出し)大真鶴(2勝0敗)○
 白馬は黒星。
 ●豊桜(1勝1敗)(小手投げ)光龍(2勝0敗)○
 光龍は2連勝、豊桜は1敗。
 ●将司(1勝1敗)(寄り切り)海鵬(1勝1敗)○
 将司は1敗。
 ○琉鵬(2勝0敗)(叩き込み)栃栄(0勝2敗)●
 琉鵬は2連勝と返り入幕へ更なる前進。
 ●北桜(1勝1敗)(送り出し)豪栄道(1勝1敗)○
 豪栄道は初白星、北桜は1敗。
 ○嘉風(2勝0敗)(うっちゃり)白露山(1勝1敗)●
 嘉風は2連勝。

 中入後の主な取組です。
 ○龍皇(2勝0敗)(引き落とし)岩木山(0勝2敗)●
 新入幕龍皇は2連勝。
 ○普天王(2勝0敗)(寄り切り)寶智山(1勝1敗)●
 普天王は2連勝、返り入幕寶智山は1敗。
 ●皇司(0勝2敗)(押し出し)里山(1勝1敗)○
 大学の先輩・後輩同士の対決は11年後輩に里山に軍配と幕内初勝利、皇司は2連敗。
 ●雅山(1勝1敗)(寄り切り)朝赤龍(2勝0敗)○
 雅山はがっぷり攻めが効かず黒星。
 ●露鵬(0勝2敗)(押し出し)若の里(1勝1敗)○
 若の里は意気のいい押しで白星。
 ○春日王(1勝1敗)(寄り切り)鶴竜(1勝1敗)●
 鶴竜は序盤の黒星。
 ●栃煌山(1勝1敗)(寄り切り)稀勢の里(1勝1敗)○
 注目の取組の1番は稀勢の里が意地の軍配、栃煌山は屈辱の黒星。
 ○琴光喜(2勝0敗)(引き落とし)垣添(0勝2敗)●
 琴光喜はあっという間の勝負で2連勝とぎっくり腰の後を感じさせない、垣添は2連敗。
 ○白鵬(2勝0敗)(上手投げ)黒海(0勝2敗)●
 綱取り白鵬は投げ技で2連勝。
 ●時天空(0勝2敗)(押し出し)千代大海(2勝0敗)○
 大関50場所目の角番千代大海は得意の突っ張りで2連勝と故初代貴ノ花の記録を追い抜こうという意地。
 ○魁皇(2勝0敗)(突き落とし)琴奨菊(0勝2敗)●
 互いにいい立ち合いで琴奨菊も魁皇にいい攻めを見せて一瞬ヒヤッとしたが魁皇が大関の意地を見せる。
 ●豊ノ島(0勝2敗)(上手投げ)琴欧洲(2勝0敗)○
 琴欧洲は長身を生かし一瞬のうちに上手投げで2勝目、豊ノ島は2連敗。
 ○朝青龍(2勝0敗)(押し出し)豊真将(0勝2敗)●
 豊真将も朝青龍の上手を取りいい攻めを見せて土俵際へ追いやるも逆転され朝青龍2連勝、豊真将はこの屈辱をバネに打倒朝青龍を期待したい。

 全体を振り返り大関・横綱安泰である。注目の栃煌山ー稀勢の里は稀勢の里が意地を見せる。将来を担う2人なだけに観客席はシーンとなる中で栃煌山は屈辱の一瞬といえる。

平成19年5月13日() 初日

 十両の主な取組です。
 ●境澤(0勝1敗)(突き落とし)旭南海(1勝0敗)○
 幕下の境澤は黒星スタート。
 ●千代白鵬(0勝1敗)(上手投げ)猛虎浪(1勝0敗)○
 返り十両千代白鵬は黒星発進。
 ○若ノ鵬(1勝0敗)(叩き込み)武州山(0勝1敗)●
 返り十両若ノ鵬は白星発進、武州山は黒星発進。
 ●光法(0勝1敗)(寄り切り)把瑠都(1勝0敗)○
 里山と入れ替わり十両陥落となった把瑠都は白星発進。
 ●白乃波(0勝1敗)(上手出し投げ)安壮富士(1勝0敗)○
 安壮富士は白星発進、白乃波は黒星スタート。
 ●隆乃若(0勝1敗)(押し出し)光龍(1勝0敗)○
 光龍は白星発進。
 ○白馬(1勝0敗)(叩き込み)片山(0勝1敗)●
 白馬は白星発進、片山は黒星スタート。
 ○豊桜(1勝0敗)(引き落とし)豊響(0勝1敗)●
 豊桜は白星発進と返り入幕への前進、豊響は黒星スタート。
 ○十文字(1勝0敗)(寄り切り)駿傑(0勝1敗)●
 休場明け十文字は白星発進。
 ●海鵬(0勝1敗)(上手投げ)琉鵬(1勝0敗)○
 琉鵬は返り入幕への前進の勝ち星。
 ○将司(1勝0敗)(叩き込み)栃栄(0勝1敗)●
 将司は新入幕への前進の1勝。
 ●豪栄道(0勝1敗)(小手投げ)白露山(1勝0敗)○
 幕内目の前の豪栄道は黒星スタート。
 ○北桜(1勝0敗)(寄り切り)土佐ノ海(0勝1敗)●
 北桜は返り入幕へ向かっての白星スタート。

 中入後の主な取組です。
 ○嘉風(1勝0敗)(引き落とし)春日錦(0勝1敗)●
 十両陥落の嘉風は勢い良く初日白星。
 ●潮丸(0勝1敗)(突き落とし)寶智山(1勝0敗)○
 返り入幕の寶智山は初日白星の快進。
 ○龍皇(1勝0敗)(押し出し)栃乃花(0勝1敗)●
 新入幕龍皇も白星発進。
 ○普天王(1勝0敗)(叩き込み)里山(0勝1敗)●
 大学先輩後輩対決は普天王に軍配、尾上部屋把瑠都と入れ替わりの新入幕里山は黒星スタート。
 ○出島(1勝0敗)(押し出し)皇司(0勝1敗)●
 大潮(現式秀親方)に次ぐ10回目の入幕と第2位となった皇司は黒星スタート、長く取ってもらいたいところ。
 ●露鵬(0勝1敗)(寄り切り)雅山(1勝0敗)○
 この勝負は雅山が先に立ったながら露鵬が待ったを掛けるも既に立ち合いが成立してた事から待ったを認められずに雅山が露鵬の上手を取りあっけない勝負となる。
 ○朝赤龍(1勝0敗)(叩き込み)若の里(0勝1敗)●
 若の里は朝赤龍の一瞬の叩きに初日黒星。
 ●時津海(0勝1敗)(押し出し)鶴竜(1勝0敗)○
 鶴竜は勢いのいい押しで初日白星。
 ●豪風(0勝1敗)(押し出し)栃煌山(1勝0敗)○
 栃煌山は一方的な押しでの白星。
 ○安美錦(1勝0敗)(押し出し)稀勢の里(0勝1敗)●
 3枚目まで落ちた稀勢の里は黒星スタート。
 ●垣添(0勝1敗)(押し出し)安馬(1勝0敗)○
 垣添は安馬の一方的な押しで黒星発進。
 ○琴光喜(1勝0敗)(叩き込み)玉乃島(0勝1敗)●
 腰痛で心配される大関取り琴光喜は思ったより調子よく白星スタート。
 ●黒海(0勝1敗)(叩き込み)千代大海(1勝0敗)○
 大関在位50場所と故貴ノ花とタイとなった角番千代大海は白星発進。
 ○魁皇(1勝0敗)(寄り切り)時天空(0勝1敗)●
 魁皇は得意の右で白星スタート。
 ●豊真将(0勝1敗)(引き落とし)琴欧洲(1勝0敗)○
 琴欧洲は豊真将に2連敗を喫する中で粘り強い相撲での初白星、豊真将は筆頭と最高位での番付で大関の重圧に押し潰されたところ。
 ○白鵬(1勝0敗)(押し出し)琴奨菊(0勝1敗)●
 綱取りの白鵬は慎重な姿勢を崩さずに3度目の綱取りは白星スタート、琴奨菊は油断大敵なだけにいい勝負を見せる。
 ○朝青龍(1勝0敗)(押し倒し)豊ノ島(0勝1敗)● 
 朝青龍は豊ノ島の一方的な攻めで豊ノ島は怪我もあってあっけなく土。

 全体を振り返り、今日は前半にしっくり来ない取組が2番ありました。露鵬ー雅山との一番で立会い成立にもかかわらず雅山が先に前へ出た瞬間に露鵬が待ったを掛けるもそのまま雅山が上手を取り買ってしまうという一番にその次の朝赤龍ー若の里戦までも一瞬で勝負が決まってしまうというあっけない一番がありました。
 後半へ突入してからは、今場所大関取りとなる琴光喜は一方的な勝負で初日白星となりその他の大関・横綱は安泰の中で綱取りの白鵬は3度目の正直かのように初日白星で飾るところです。

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